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高橋克彦作品の『風の陣』【裂心篇】です。
『風の陣』シリーズの最終巻です。

これまで牡鹿嶋足あらため、道嶋嶋足と
物部天鈴が主人公でしたが、
この【裂心篇】では、伊治鮮麻呂が主人公となります。

陸奥の支配は、嶋足たちの活躍にも
関わらずというか、
活躍が裏目に出てしまい、
紀一族や百済一族の台頭につながってしまいます。

そして、まさに紀一族の広純が
陸奥の按察使になり、
嶋足の腹違いの弟である大楯と
結託してしまったことで
情勢が日に日に悪化をたどります。

鮮麻呂は朝廷と蝦夷との間で
まさに「裂心」の連続。
しかし、蝦夷の若い力の台頭を信じて
決起します。

この【裂心篇】クライマックスは、
『火怨』の冒頭部分と重なっており
『火怨』を読まずにいられなくなります。

それまでの4冊とは、切り離して読んでも
いいのかもしれません。
あとは、鮮麻呂決起に嶋足はどう反応したのか
わからないままというのが
少し気になりますね。
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