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2012.11.01 『霧のはて』
藤沢周平の捕り物作品『霧のはて』です。
副題は「神谷玄次郎捕物控」となっています。

主人公の玄次郎は、八丁堀の定廻り同心。
見習い同心時代に母と妹が殺され、その失意で
父をも失ってしまった過去から
あんまり仕事にはまじめに取り組みませんが、
殺人事件などの解決に非常な冴えをみせる
という複雑な人物です。

江戸の町に次々と起こる事件を
解決しながら、家族を失ってしまった
事件の謎へと迫っていきます。

連作短編集なのですが、
かなり面白い作品となっております。
数多い藤沢作品の中でも、
八丁堀の同心の捕物が正面に据えられているのは
この作品だけで、ちょっと残念な気もしますが、
魅力的な人物造型やミステリーが
読書スピードを速くしてくれます。

秋の夜長にぴったりなんじゃないでしょうか。
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