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藤沢周平作品の『密謀』です。

直江山城が主人公の長編。
NHKの大河ドラマで
ずいぶん有名になりましたね。

本作品では、直江兼続だけでなく、
忍びの者「草」の喜六、うねの親子、
そして、孤児となってしまい
兼続にひきとられたあと
剣士になった牧静四郎の視点もあり、
物語が進んでいきます。

本書を読んでから、また関ヶ原作品を
読み返してみたくなり
過去に読んだ作品を渉猟しています。

欲の世の中に負けてしまったという
兼続の感慨が胸をつく作品です。
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伊東潤作品が続きます。
といっても、手持ちの文庫が
ほぼ紹介済みとなってしまい、
他作品を渉猟しながら
入手作品を紹介していますので、
更新が滞りがちになってます。

伊東潤作品『黒南風の海』です。
南風と書いて、「はえ」と読みます。
副題は「「文禄・慶長の役」異聞」と付けられています。

前半は加藤清正配下の佐屋嘉兵衛、
後半は朝鮮の役人、金宦が主人公です。
この2人は、日本の捕虜と朝鮮の捕虜となり
祖国を捨て、敵国で戦争を終わらせるための
努力をすることになります。

この作者の作品は、小説ながら
戦争の悲惨さが克明に描写されます。
ましてや、大義なき戦いとして有名な
太閤秀吉による朝鮮戦役です。

他国への侵略に釈然としないものを
抱える佐屋嘉兵衛、
祖国を守り抜こうとする金宦の
過酷な運命が読み応えあります。
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