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2014.09.09 『陽炎の旗』
北方謙三作品の『陽炎の旗』です。
この作品は『武王の門』の後日譚となっています。

足利直冬の遺児ながら、周防の大内氏にゆかりの
来海氏に育てられた、来海頼冬。
そして、征西将軍宮の孫である、都竹月王丸。
この二人を軸に、足利義満の時代に
生きた男たちの物語です。

この作品は『武王の門』とその周辺の作品群を
読んでからでないと、分かりにくいかもしれませんが、
逆に関連作品が面白すぎて、
どうしても比較してしまい、辛い点がついてしまいます。
読者のワガママでしょうかね。
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2014.08.04 『波王の秋』
北方謙三作品の『波王の秋』です。

南北朝時代の動乱を
海を舞台に駆け抜けた上松浦党の小四郎。
この小四郎を中心にして、高麗や元など
東アジアのパワーバランスの上に
日本を守るという物語です。

同時代を扱った北方作品はたくさんありますが、
この『波王の秋』は、すこし系統が違っており
おそらくですが、←不勉強ですみません
歴史上の人物があまり出ません。
が、迫力がある作品になっています。

時間を忘れてしまう作品でした。
幕末を時代背景とする作品で
北方謙三作品の『独り群せず』です。
以前に紹介したことがある『杖下に死す』の
続編となっています。

大塩平八郎の乱から20年ほどのちの大阪。
武士を捨てた光武利之は
隠居して料理屋を細々と営んでいます。
孫に料理の修行をさせる日々。

同じく大塩の乱で活躍したとされる
町奉行所の筆頭与力、内山彦次郎は
混沌とする情勢の中で、大阪のことを
一番に考える役人。

この2人が黒船騒ぎや新選組の台頭などで
混乱する大阪を大塩の乱のように
町を焼け野原にしないためにどうするのか、
というようなストーリーです。

『杖下に死す』の続きで読まないと
これ1冊では堪能できないかもしれません。

対立するのが新選組ということで
これも以前紹介した土方歳三主役の
同じ作者による『黒龍の柩』とも
またちがった見方で捉えなおしているのも
面白い作品でした。
まとめて6冊分を紹介します。
北方版『三国志』です。

三国志の物語は、曹操や劉備の活躍が面白く
末期になってくると、読むのが苦しくなってくるくらい
諸葛孔明が痛痛しくなってくる気がするのは
わたくしだけでしょうか。

前にも紹介したように
呂布、張飛が魅力的に描かれていると思いますが、
他には、文官では簡雍が魅力ありますし、
馬超が厭世的で最期を飾るようにしているのも
ひねってあるな、と思いました。

中国の戦争では、十万単位の人が駆り出されるので
やはりスケールのでかさを感じますよね。
北方三国志を読み進めております。
7巻までを読み終わりました。
全13巻なので、丁度半分ですが
おもったよりも速いスピードです。
映画でもおなじみの赤壁の戦いまで
話は進んでいます。

やはり、三国志の話は面白いな、と言うのが
率直な感想で、北方調の語り口も
悪くはないなと、少し上から目線ですみません。
でも、簡単に人を殺してしまう描写も多く
ちょっと抵抗を感じてしまう自分もいます。
戦乱の話だから仕方ないのは分かってますが、
どうしても、ねぇ。
個人の感じ方ですから、あくまでも。

後半に突入するわけですが、
全部まとめて更新しようかなと思います。
書くことが同じようなことになってしまいそうなので。
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