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宮本昌孝作品の『家康、死す』です。
好きな作家の作品なので、非常に期待していました。

家康替え玉説は、他にもたくさんありますが、
この作品では、三河統一とともに
家康が入れ替わることになります。
この替え玉を支えていくのは、
世良田次郎三郎です。
誰に本物が殺されてしまったのか
すこしミステリーチックに話は展開していきます。

『影武者徳川家康』の世良田二郎三郎を
彷彿とさせるというか、一字違いなだけですが、
隆慶一郎にはさすがの宮本昌孝も
太刀打ちできない感が残りました。

この作品自体がつまらないというわけではないです。
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宮本昌孝作品の『海王』です。
3分冊のボリュームがあります。

主人公の海王は、海の商人として
生きていこうとするのですが、
その血統により、戦国時代の
さまざまな事件に巻き込まれてしまうという
簡単にいえば、そんなストーリーです。

この作品は『剣豪将軍義輝』の続編のような
位置づけになり、この『剣豪将軍義輝』と
それに続く『将軍の星』を読んでから
読めば、話がよくわかると思います。

というより、ほとんど必須と言っていいでしょうか。
海王だけでは、なかなか分からないのでは?
と思いますね。
宮本昌孝作品の『天空の陣風』です。
『陣借り平助』の続編で、連作短編集です。

戦国時代に傭兵として活躍したという
魔羅賀平助が主人公です。
続編では、女性に対する「陣借り」で
弱い立場を守っていく話が
いくつも出てきます。

この続編に登場する人物としては
竹中半兵衛、宇佐美定満、山中鹿之介など
メジャーとはいえないまでも、
この時代が好きな人なら知っている武将たちが
登場するのも面白いところではないでしょうか。

そして、作者の出世作『剣豪将軍義輝』にも
関連する人たちも顔を出します。
そういう意味でも、ファンには楽しい
作品ではないでしょうか。
2013.10.31 陣借り平助
宮本昌孝作品の連作短編『陣借り平助』です。
つい最近まで知らなかったのですが、
続編が出ていると知り、急いで購入。
まずは、こちらから読みました。

陣借り平助こと魔羅賀平助は
愛馬「丹楓」とともに、
劣勢の勢力に味方する傭兵です。

日本全国で争いの絶えない戦国時代。
特定の主人を持たない平助は
厳島、桶狭間や川中島など
この時代の有名な合戦に顔を出していきます。

実在の人物たちに混ざって、
架空の人物が縦横無尽に活躍する
エンターテイメント性に満ちた作品です。
2012.07.09 『将軍の星』
宮本昌孝作品の短編集『将軍の星』です。
サブタイトルは「義輝異聞」となっており、
『剣豪将軍義輝』のスピンオフが含まれています。

『前髪公方』
『妄執の人』
『紅楓子の恋』
『丹波の黒豆』
『将軍の星』
『遺恩』
『三好検校』

『丹波の黒豆』以後の4つの作品は
「義輝異聞」とついております。

一番の出来だと思えるのは、『遺恩』でしょうか。
義輝死後の明智十兵衛、細川与一郎が
義昭を抱えて逃亡生活を送ります。
その間に、義輝に受けた恩義を返してくれる
たくさんの人々。
『剣豪将軍義輝』を読んでいれば
面白さ倍増です。

あとは山本勘助が主人公の『紅楓子の恋』も
個人的には気に入っています。
信玄の正室とのプラトニックな恋。
戦国版美女と野獣とでも申しましょうか。

購入時の話ですが、管理人自身は何も知らずに
こちらのほうを先に読んでしまい
どえらい後悔をしたことがあります。
やはり本編あってこその「義輝異聞」です。
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