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海音寺潮五郎作品の『蒙古来たる』です。

元寇という国難にあたって、
皇統争い、北条家の主導権争いに加え、
チンギスハンに滅ぼされたホラズム朝王女の亡命など
さまざまな要素が絡んで、情勢は複雑怪奇。

主人公は誰ともきめがたいですが、
北条家では時宗、朝廷では西園寺実兼、
伊予の豪族河野通有、そして天草の獅子島小一郎でしょうか。

伝奇小説を読んでいるみたいな感じでしたが、
ペルシアのホラズム朝は、チンギスハンによって
実際に蹂躙されていまして、史実なんですよね。
文庫本には後記がありまして、
このあたりのことも書かれていました。

モンゴル帝国関連の作品と併せて読むと、
面白いのではないかと思います。
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海音寺潮五郎作品の『大化の改新』です。

タイトルのように、大化の改新だけを
あつかっているわけではなく、
清寧天皇から天武天皇までの時代の作品です。
小説というよりは、歴史書みたいですが
もともと、日本の通史を
何人かの作家が分担して書いたものらしいです。

古代は朝鮮半島との関係を抜きにして
考えることができないほど、国際情勢と
密接にかかわっていますが、
文化の輸入に関しても詳しく書かれてあり
興味深く読みました。

平群真鳥や蘇我蝦夷などにまつわる
天皇家を脅かす存在の記述なども
面白く、なかなかハードな内容でしたが
すぐに読むことができました。
海音寺潮五郎作品の『天と地と』です。
昭和40年代にはNHKの大河ドラマになりました。
映画にもなっていると思います。

越後の長尾景虎、のちの上杉謙信の
生誕の時から川中島の戦いまで
前半生を描いた作品です。

父から疎まれ、兄とは家督をめぐって争い、
そして生涯不犯を誓い妻をめとりませんでした。
そんな景虎の成長をたどった、ビルドゥングスロマンです。
同時に、幼い時に思いを懸けた、
宇佐美駿河守の娘乃美(なみ)とのロマンスもあり
生涯のライバルとなった武田晴信との戦いもあり、
非常に読み応えのある作品だと思います。
海音寺潮五郎作品の『中国英傑伝』です。

まず、楚漢戦争にはじまり、呂氏専横、
春秋の五覇、呉越の争いというように、
古代中国を中心にした評伝となっています。

ほんとうは、もっともっといろんな時代を
書きたかったようですが、
作者の「あとがき」には健康上書けなかったとあります。

特に、呉越の争いについてが楽しいです。
まあ再読なので初めて読んだ時のことは
あまり覚えていませんが、
知識としては断片的に知っていたものの
まとまった作品を読んだことがなかったですから。

これらの時代を題材とした小説は
たくさんありますので、併読すると面白いでしょうね。
海音寺潮五郎作品の史伝『列藩騒動録』です。

島津騒動からはじまって、阿波騒動まで
時代順などはランダムですが
江戸時代に12の藩に起こった
お家騒動の史伝です。

つまらない意地の張り合いから
政策の違いから起きた家督騒動まで
いろいろな争いが起きていたんですね。

初めて読んだのですが、
他の作者がいろいろな作品で
とりあげているような事件も多く
楽しんで読むことができました。
関連作品を読むときに併読すると
面白そうです。
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