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浅田次郎、新選組三部作の最後の作品です。

一刀斎というのは逆から読むと、斎藤一のこと。
新選組の居合の名人が主人公です。
上下巻ありますが、一気に読んでしまいました。

新選組結成から西南戦争までが描かれています。
わたしの所持している新選組関連作品で
西南戦争まで時代が及んでいるのは、初めてです。

ストーリーテラーは斎藤一本人で、
明治から大正への変わり目に
近衛兵の梶原中尉を話し相手として独白していく形で進んでいきます。
梶原中尉と一緒に、読んでいる側も引き込まれていく感覚でした。

エンディングは、個人的にはあまりしっくりきませんでして、
そこが玉にキズのような気がしますが、
面白い作品であることは間違いないのではないか、と思います。
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2015.12.14 『残月』
高田郁作品でみおつくし料理帖シリーズの第8冊です。

澪の大阪時代にお世話になった天満吉兆庵に関わる
失踪してしまった跡取り息子の佐兵衛、
それからその母のお芳にまつわるエピソードが
新展開を迎える8冊目になりました。

間隔をあけ過ぎて、まえの話を忘れてしまうのですが、
なんとか8冊目まで読み終えることができました。
全部で10冊あるということで、
伏線が少しずつ回収されていってます。

連作短編と言うことでもあり、読みやすいので
あまり時間かからずに読めました。
藤沢周平作品の連作短編集である
『三屋清左衛門残日録』です。

わたしは知らなかったのですが、調べてみると
NHKでドラマになり、放映されていたようです。

先代の殿様の代替わりに伴い、隠居した清左衛門の
その隠居した日々を描いた作品集です。
三屋清左衛門は側用人として活躍していたために、
周りから頼られ、そして、藩の派閥争いに
ある種超然とした存在として関わっていくことになります。

一つ一つの作品はそんなに長くなくて、
空き時間などに少しずつ読むには、重宝するのではないでしょうか。
内容も一つ一つの短編作品に幅があって、しかも非常に面白いので
今後も何度も繰り返し読むことになりそうです。
塩野七生作品の『わが友マキャヴェッリ』です。
この本は、以前から読みたかったのですが
やっと入手でき、一気に読みました。

この作品にはいる前に、メディチ家関連の本数冊や
同じ著者の『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』などの
関連作で予習をしてから、取り掛かりました。

小説には分類できないような、評伝のような作品です。

1は官僚になるまで、2は官僚時代、3は失脚から晩年までという
構成になっていて、思ったよりは読みやすかったです。
マキャヴェッリの作品は有名ですが、(ま、『君主論』とか読んでませんが。)
人物像は意外と面白いというか、振れ幅があるというか
かなり多面的な印象を持ちました。
それは、人間なら当たり前かもしれませんが。

読んでみたらわかりますが、
ロレンツォ・イル・マニフィコなどメディチ家やフィレンツェに
かなり興味が出てくることと思います。
黒岩重吾作品の『天の川の太陽』です。

上下巻の2分冊ですが、その1冊が非常に分厚く
読書好きでないと、なかなか勇気がいる分量です。
この時代の黒岩作品群もたくさんあって、
続きで読んでいくと面白いです。
わたしは今回、『中大兄皇子伝』とこの『天の川の太陽』の
衛星的な作品の『剣は古都に燃ゆ』『影刀』を
続きで読んでいます。

大海人皇子と大友皇子があらそったとされる
壬申の乱がテーマです。
あらすじとしては、有間皇子の謀反でっちあげ事件から
大海人皇子の隠忍自重の日々が始まり、
壬申の乱を勝ち抜くまでを追った物語ということになっています。

壬申の乱が突発的に起こったのではなく、
長い雌伏の期間に少しずつ準備を重ねていたという
視点に立っており、大海人皇子の心の葛藤が
主眼になっています。

面白い作品です。
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